ゴキブリは家中の物陰やスキマに潜んでいます。
その物陰やスキマを無くせば、ゴキブリが隠れる場所がなくなります。
そうです、家の中にものがなければ、ゴキブリの隠れ家がなくなり、住み付きにくくなるのです。
また仮にゴキブリが現れても、すぐに分かりゴキブリ退治しやすくなります。
物がないということは「掃除しやすい」ということ
部屋の中に物があれば、その上や裏側にホコリやダニの死骸などハウスダストが積もってしまいます。
物が置かれると、その裏側は空気の通り抜けが悪くなります。
そうなると、空気が滞留してしまい、湿気も残りやすくなります。
- 物陰がある
- 湿気がある
- ホコリやカビなどの栄養分がある
上記のような状況は、まさにゴキブリにとって天国なのです。
また掃除するときにも、ものが多いと非常に時間かかり、とても面倒です。
- 物をどかす
- ホコリを払う
- 物があった下のホコリをふき取る
- 物をもとに戻す
これを何度ともなく、繰り返すことになります。
では、物がなければどうでしょう?
物がないので、床全体を一気にモップがけするだけで、ホコリを一掃することができます。
物が多い部屋は、それだけ時間もかかります。
でも物が何もない部屋って現実的じゃないよね?
部屋に何も物を置かないのが、ゴキブリ対策にとって非常に重要なことだと分かっていただけたと思います。
しかし荷物が何もない部屋って、現実的じゃないですよね?
ミニマリストという言葉を聞いたことありますか?
ミニマリストとは、持ち物を必要最低限まで減らし、物に縛られない生き方を目指す人たちのことです。
「 最小限の」という意味のミニマムをもとにした言葉でです。
ミニマリストたちの部屋は、荷物が圧倒的に少なく、部屋の真ん中にテーブルがあるだけ。
人それぞれだと思いますが、こんな感じです。
しかしミニマリストたちのように、物ひとつない部屋にするのは現実的じゃないですよね?
いざ実行に移すとなると、非常に難しいと思います。
では実際にどうしたらいいかというと・・・
- 荷物を極力減らすこと
- 荷物を置く場合には「掃除しやすさ」と「移動性」を考慮すること
本当に必要なものだけを厳選して、部屋の中に入れるようにしましょう。
また家具を部屋に置く場合には、キャスターなどで移動できる家具にすることが重要です。
移動できる家具であれば、家具をずらして、掃除しやすいからです。
また移動できない家具がどうしても欲しい場合には、「脚付家具」をおすすめします。
脚付家具であれば、床との間にスペースがあるので、風通しもよいですし、掃除もしやすいのです。