ベランダからゴキブリが侵入してくるケースは多くみられます。
植木・植物はなるべくベランダに置かない
ベランダに植物を置いたり、ちょっとした菜園にて、楽しまれている方も多いかと思います。
しかしベランダに置かれた植物に、外からゴキブリがおびき寄せられたり、住み着いてしまうことも珍しくありません。
植物周りは、ゴキブリにとって格好の住処なのです。
1.水撒きしたり、雨が吹き込んで切るので、水分が多い
2.葉っぱの裏など、ゴキブリが隠れる場所が多い
3.枯れ落ちた葉や腐葉土など、ゴキブリの栄養分が多い
このようなゴキブリにとっては天国のような場所なので、なるべくベランダには植物は置かないほうがよいです。
ただし、どうしても植物を置きたい場合には、植木鉢やプランターの脇に、ブラックキャップやコンバットなどのゴキブリ駆除剤を置くようにしてください。
換気口にフィルターを貼っておく
ベランダの壁面に取り付けられている吸気から、ゴキブリが侵入するケースもあります。
最近の給気口は、もともと防虫網が取り付けられているものも多いのですが、古い建物だと防虫網が取り付けていない給気口もあります。
実際に空気口をよく見て中に防虫網がない場合には、吸気の上からゴキブリが侵入できないように「フィルター」を取り付けるようにしてください。
シール式になっているので、ペタッと貼るだけで大丈夫です。
排水口にネットをかぶせる
ベランダの脇には、排水口が設けられています。
いろんなタイプの排水口がありますが、どれも結構スキマが広いと思いませんか?
この程度のスキマであれば、ゴキブリはいとも簡単に、排水管の中を通り、この排水口からベランダに上ってきます。
そこで、この排水口にネットをかぶせてしまえば、ゴキブリの侵入を防ぐことができます。
たぶん専用のネットはないと思うので、キッチンの排水口や三角コーナー用の水切りネットを使えばいいと思います。
※ネットがすぐにゴミなどで詰まってしまうので、こまめに取り換えるようにしてください。
また、差し込み排水ガード(クラゲ網)を排水口に取り付けてもいいでしょう。
※直径が54mm,70mm,100mm,135mmと4種類ありますので、自分の排水口にあったサイズのものを選んでくださいね。
ベランダにウッドデッキはやめたほうがよい
ウッドデッキを買ってきて、ベランダに取り付ける方も多いかと思います。
30㎝ x 30㎝のデッキパネルをつなぎ合わせて、置いていくだけなので、簡単に誰も取り付けられます。
防水シートではなく、ウッド風になるので、おしゃれな雰囲気になります。
ベランダに出てのティータイムも一味違うかもしれません。
見た目がおしゃれっぽくなのですが、デメリットもあります。
それは、汚れがひっかかりやすく、湿気も多く、カビが生えたりすることもあります。
そのような状況ですが、ゴキブリにとっては、とっても居心地が良い場所なのです。
ベランダにウッドパネルを作る場合には、簡単に取り外せて掃除しやすくすることが必要です。
またすでにウッドデッキにしていて、取り外せない場合には、高圧洗浄機の水圧で、汚れを一掃するようにしましょう。
※マンションにお住いの場合、静音タイプの洗浄機をおすすめします。